TEAM
PRESIDENT’s MESSAGE代表挨拶加藤 幹之
日本は、戦後の荒廃の中から全力で立ち上がり、1970年代には世界をリードする多くの企業を生み出しました。エズラ・ヴォーゲルがJapan as Number Oneを出版したのが1979年でした。80年代になると日本経済はますます過熱、1989年にはバブル経済の頂点を迎えます。しかし、その後30年間以上、日本企業は国際競争から取り残されつつあります。
その大きな原因が、自前主義を前提とした日本の内向きの戦略にあると思います。技術の高度化や複雑化、複合化という大きな流れの中で、オープンイノベーションが必要とされますが、日本企業はこの大きな変化に乗り遅れているように思われます。
MKnextは、オープンイノベーションをグローバルに展開する国際企業です。皆様が日ごろ接することのない、世界中の突き出た技術や人材をご紹介し、一緒に考えビジネスを展開させていただきたいと思っております。(2021年4月)
TEAM MEMBERSチームメンバー
加藤 幹之かとう まさのぶ
小学生時代から機械いじりが好きで、「ラヂオ少年」「無線少年」(コールサインは今でもJA2VHD/1)であった。大学では法学部(東京大学文科一類)に入学するが、当時普及し始めたコンピュータに魅され、コンピュータ技術の各種学校(夜間部)に並行して入学、その後アルバイトで徹夜のコンピュータ作業に励んだ。
無事大学を卒業後、念願のコンピュータの道に進み、富士通に30年以上在籍。そのうち17年は米国に駐在した。その間、経営執行役・法務知的財産権本部長、富士通米国マネージメントサービス社(シリコンバレー)会長兼CEO、富士通研究所常務取締役、富士通総研専務取締役等を歴任し、管理部門、技術開発部門、ビジネス部門を広く担当した。
2010年7月にXinova(ジノバ)社(当時はその前身)に入り、Executive Vice President(上級副社長)兼日本総代表を務めた。世界60カ国以上に広がる研究者のネットワークと共同して優れた発明や研究を創出し、それを必要とする人々に提供し、さらに専門的サービスの提供や資本参加等によって事業化を支援するXinova社の日本事業を推進した。
2021年4月にXinova社を退職し、MKnext設立。代表として今日に至る。 富士通のワシントン事務所長時代(1989年から2002年)から広く対外活動を行い、政策提言や情報発信を行ってきた。
インターネットや情報通信政策分野では、インターネットのドメイン名やIPアドレスの国際管理組織であるInternet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN)のアジア太平洋地域代表理事、国連Internet Governance Forum (IGF)アドバイザー、Global Information Infrastructure Commission (GIIC)のインターネットガバナンスWG議長、Internet Law & Policy Forum(ILPF)会長、日本経団連の情報通信委員会・国際問題部会長等を務めた。
知的財産権の分野でも、日本経団連の知的財産部会長や文化審議会・著作権部会委員等多くの役職を歴任した。
現在、MKnext以外にも、株式会社JOLED顧問、Wipro Limited顧問、Karydo TherapeutiX株式会社社外取締役等、数社の顧問や取締役。また、株式会社UNIVRSや株式会社DATAFLUCT等いくつかのスタートアップの若手起業家支援も行っている。
私立灘高等学校、東京大学法学部とミシガン大学ロースクール(LL.M.)卒業。ニューヨーク州とワシントンDC弁護士。著書に「Interface on Trial」「Interface on Trial 2.1」(いずれも共著)等がある。
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- 大学関係者
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